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PIZZA OF DEATH RECORDS PRESENTS [ NECAUSE IT'S 2020 ]

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BECAUSE IT’S 2020 ラストを飾るのは「GARLICBOYS」

BECAUSE IT’S 2020ラストを飾るのは、GARLICBOYS!

今年結成36年目に入ったレーベル随一の長寿バンド。
しかし、巨匠でも重鎮でもレジェンドでもなく、今でも「兄さん」と呼びたくなるチャームポイントが満載な、そんな彼らの手によって当企画は幕を閉じる。

大阪は心斎橋アニマで収録された全15曲。無観客ゆえにしっとり聴かせる曲の出番はなく、リズム隊は48分をひたすら全力で駆け抜ける。Larryのリフは猛烈な速度で刻まれ、同時にソロは泣けるほど豊かに響く。そして、最も頼もしいのはここぞという箇所で出てくる全員のコーラス。
中盤には唯一の新曲「老兵は死なず」も披露されている。
スラッシュメタルとパンク/ハードコア、ハードロックやフォークまでを取り入れた幅の広いサウンドと、男泣きの歌謡メロディ、さらにはコミックソングのように見えて実は奥深い歌詞世界。
誰にも言えなかった屈託や生きることの侘しさ、枯れてもまだまだ滾る魂のありよう。
モッシュピットで「笑って死にたい」と野郎共が絶叫し、絶叫の中にも確かに焼き付くメロディの良さがあり、その奥には人類共通の切ない願いを滲ませた感動が生まれる。
歴史を見れば、生活の中の小ネタをラウドロックと結びつけたバンドはごく少数枠で続いているが、その元祖こそGARLICBOYSであり、誰より味わい深い和モノ・歌ものとしてのオリジナリティを誇るのもまた彼らである。

PIZZA OF DEATHからの単独音源リリースは実に約10年ぶりとなる本作。
気持ちが爆発して自宅スピーカーの前で両手を上げ、本気でシンガロングするファンたちの姿がありありと目に浮かぶ全15曲。
ライブハウスが元通りになるまで、永遠に聴いていられるGARLICBOYSからの手土産のような1枚となっている。

PIZZA OF DEATH RECORDS pre
BECAUSE IT’S 2020〜GARLICBOYS〜

1.DQ69
2.1+1+1=危険な関係
3.ゆーことカズき
4.凄絶ディザスター
5.失恋モッシュ
6老兵は死なず(新曲)
7.電撃セラピー
8.泣き虫デスマッチ
9.笑って死にたい
10.荒野のさびしん棒
11.YOKOZUNA
12.GARLICBOYS
13.絶叫岬
14.イエーイ ラッキー
15.あんた飛ばしすぎ

2020.09.30 at Shinsaibashi ANIMA

「PIZZA OF DEATH RECORDS PRESENTS BECAUSE IT’S 2020」
2020.11.20 Suspended 4th
2020.11.27 DRADNATS
2020.12.04 MEANING
2020.12.11 COUNTRY YARD
2021.01.08 Ken Yokoyama
2021.01.22 SLANG
2021.01.29 BURL
2021.02.05 ember
2021.02.12 GARLICBOYS

PIZZA OF DEATH RECORDS レーベル直販作品
http://pizzaofdeath.shop13.makeshop.jp/shopdetail/000000000398
¥2,000 (without tax)

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